2016/06/25
5時〜7時半、二時間半の昆布漁。
すごく微妙な雲行きだったけれど、なんとか乾いて良かった。
太陽の力なくして昆布漁は成り立たない。
乾かなければ全てが無駄になってしまうのだ。
なんとか乾燥機を使って乾かすことができなくもないが、そうやって乾かした昆布は等級がガクンと落ちてしまう。
雨になど打たれたらパーだ、真っ白けの昆布じゃ話にならない。
今年のように、昆布はたくさん海にあるのになかなか採れない状況は、漁師にとっては死活問題。
ウニは今年獲れなくても来年はもっと大きくなったものを獲ることができる。
むしろ資源保護になるので焦らなくても大丈夫だけど、昆布は腐ったり枯れたりしてなくなってしまうだけ。
だからこそみんな少しでも多く採りたいわけだ。
それなのに天気予報にはピカピカの晴れマークがない。
この『曇り』というのが昆布漁泣かせなんだよ。
今日はツイてた、2〜3時間の晴れ間があればなんとか乾くんだからね。
明日も海上は良いみたいだけど、果たしてどうなることやら。
相変わらず大変な作業なんだけれど、身体はだいぶ慣れてきた。
今日は昆布干しが終わってから、午前中のうちにウォーキングもこなせたほどだったから。
痩せようという強い気持ちが私を支えていてくれる。
全てはトレーニングなのだ、ダイエットの一環なのだ、と自分に言い聞かせることで乗り切る。
辛い辛いと言っていても始まらない、いかに楽しむかを考えるほうに努力の矛先を向けよう。
昆布とって儲かって痩せれば一石二鳥。
私は本当にかなりのマゾだな、つくづく思う。