続・隗より始めよ

利尻島より発信中

脱出

time 2014/03/01

朝、郵便局に荷物を出しに行った。
土曜日は時間外受付で手続きしてくれるため、裏口に回ったら、こんな貼り紙を見つけた。

なんか笑っちゃったよ。
大きな声で呼べって(笑)
その瞬間、自分の悩みがとても小さなことに思えた。

なんとなく不思議な感覚。
小さいことを気にすんな、もっと大らかに生きなさい、と言われたような気がした。
夫にもどこか優しくなれる気持ちが湧いてきて、稚内に遊びに行こうと誘ってみた。
夫は私が入院中も、遊び回っている時も、ずっとずっと働き詰めだった。
一年も島から出ていない。
だからって文句のひとつも言ったことはない。
そういうこと、私はちゃんとねぎらってあげることもしていなかった。
自分のことばかり主張しすぎていたことを、激しくではなく、ちょっぴり反省してみた。

雪も降らないので、ちょうど明日は仕事が休み。
久しぶりの島脱出に、夫は喜んでいた。
反省しつつもちゃっかりした私は、この機嫌が上がったタイミングを見計らって、この前の督促状のことを改めて事実確認。
私が去年、同じような書類が届いた時に、これは詐欺だから連絡しないように、と言っていたところに夫が連絡してしまったのだと判明した。

その結果、借金が残っているなどと相手にうまいこと言い含められ、二度ほど振込をしてしまったようだが、ひとまず警察に届け出ることにして、とにかく隠し事はしないように、と、それだけは約束した。
今日は夫も、しどろもどろではありながらも、黙秘はせず、懲りた様子も伺えたので私的には救われた気分。
汚い業者のやり口には腹が立つし、そんなものにひっかかるなんて愚かな過ちだけど、これも授業料だったと割り切らねば。
騙される、という経験も、夫にはなかったのだ。
私にさえ言い返せない夫が、騙しのプロと対峙して勝てるわけがない。
ここは私が守ってやらねばならない部分なのだ。

初めて会った時、『なんてオーガニックな男なんだ』と私が思った通り、夫は穢れを知らなすぎる。
それは、弱点ではあるが欠点ではない。
なぜか、そんな寛大な気持ちになれた。
そんなわけで、夕方のフェリーで稚内に出てきた。
居酒屋をハシゴして解放感を味わった。
この時期の稚内のホテルなどガラガラ。

久しぶりにのんびりと温泉に入って即寝している夫は、やはりのどかな人間だなぁ、と改めて認識。
もどかしくもじれったくもあるけど、文句ばかり言っても始まらない。
時々はこうして上手な息抜きをしながら、私は着々と計画を進めていこう!

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