続・隗より始めよ

利尻島より発信中

昆布梱包

time 2014/10/12

昆布作りと並行しながら、出来た分を箱に詰める作業をしている。
これがまた大変で、ものすごい圧縮を要求されるのだ。
圧縮する機械は『きりん』と呼ばれ、今は油圧式の機械もあるけれど、我が家ではいただいた旧式のきりんを使っている。
私が生まれる前の年代物だ。

15㎏の昆布を普通に詰めるとこんなかんじ。
高さは腰までくらいかな。
上に蓋を載せ、シリンダーを手で回しながら圧縮していく。

最終的には20cmほどの高さにまで圧縮する。
ここまでの所要時間は30分ほどだ。
一気に締め上げるときりんが壊れてしまうし、今年の昆布のように乾きすぎたものだと、油圧式では昆布が割れる事もあるらしい。
何をとっても大変すぎる作業が続く。

最終的には段ボールに包み、所定の色の紐を使って縛り上げる。
写真の梱包は完成一歩手前の状況。

昆布漁は採るだけでは終わらない。
干して取り込むのもそうだが、切って作って駄にする、ここまでが漁師に要求される、昆布出荷の段取りなのだ。
等級にしても、梱包にしても、細かい決まりがありすぎ!
ここまで手間暇かけた昆布、高くて当然。

どれだけの人件費がかかるか、素人でも想像できるだろう。
昆布一色の今、もはや刑務作業のように思えてきた。
いっそのこと利尻に刑務所を誘致して、昆布の作業をやってもらったらどうなのだろう。
脱走もできないし、人手不足は解消するし、いいことだらけだ。
少しはそういう人たちに来てもらった方が、島の人々も我が身を知ることだろう。
名案すぎない?
まあ何はともあれ、毎年こんなに量があるわけではないが、今回はとにかく大変だ。
逃げ出したくなる気持ちと、こなしてやる、という意気込みが日々格闘している。

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