続・隗より始めよ

利尻島より発信中

過去からの贈り物

time 2014/03/09

最近、きつくて着られなくなり眠っていた洋服たちが、次々と息を吹き返しつつある。
島では洋服を買うこともなくなっていたので、少しだけ買ったデブ服はそんなに増えぬまま、3年を過ごした。
いつも同じ格好でもかまわなかったし、夫の服を借りれば済んでしまっていた。
たまの帰省以外におしゃれする機会もなかったからなあ。
ところが最近は、もしかして?
と思って着てみると、着られるようになっているものが増えてくる喜び。
まるで過去の栄光を取り戻すがごとく。

昨日も感じたのだけど、頑張っていた頃の思い出の品は、良い記憶を呼び戻してくれる。
断捨離マニアの私が、島に来てからというもの、捨てられないものが増えていたのは、この日のためだったのだろうか。
昨日、デューク先生のサイン入りシューズを履いたとたんに、私の中で歩くスイッチが入った。
あの頃、髪をなびかせてミニスカで颯爽と街中を歩いていた自分がよみがえってきた。

ダイエットに燃え、次から次へと身体を動かす楽しさを味わっていた頃の私。
自分に自信が持てるということが、この上ない幸福だった。
50mおきにナンパされる衝撃の世界を、私はきちんと経験していたのだ。

あの頃の私が今の私を見たら、どんなにか恥ずかしいだろう。
せっかく手に入れた幸福を、なぜ手放すのかと悲しむだろう。
そして絶対にこう言う。

『なぜ、また痩せないの?』

リバウンドしてからだって、ずっとその思いは心のどこかにあった。
でもそれを自分で奥にしまい込み、もうどうでもいいのだと言い訳をしていた気がする。
結婚したとたんに、それはさらにひどくなった。
何も文句を言わない夫を相手に、デブでも幸福だと思い込もうとして道を誤っていた。

気の緩みは、身体を緩ませる。
緊張感のない生活は、島がもたらしたものではなく、私の心がもたらしていたのだ。
もういいや、という考えがなくなるまで、神様はどれだけ私に気付かせようとしてくれていたのだろう。
股関節の耐えがたい痛みという人質を取られるまで、ダイエットに向けて動こうともしなかった私を。
矢野先生も、痛みは神様からの贈り物だと言うけれど、本当にその通りだ。

何かがこのままではいけないから痛みがでる。
改善するところを改善しさえすれば、痛みは驚くほど簡単に消えていく。
私がリハビリ入院で人より簡単に結果を出したのは、答えがわかりやすかったからなのではないだろうか。

痩せれば済む、それだけのことだ。
元々生まれつき、過度な体重を支えきれる骨格ではなかったのだから。
よくもまあ今まで頑張っていてくれたものだ、身体には感謝しきれない。
人生がゲームだとすれば、配られたカードに文句を言っても始まらない。
与えられた手を、いかに広げていくかがおもしろいのだ。

人生で大きなダイエットに二度も挑めるという大チャンスをものにしなかったら、私は何のために生まれてきたのかさえわからなくなりそうだ。
昨日の運動で、筋肉痛が少し出ている。
動かした証拠だ。
大胸筋など、びっくりするくらい痛いことが心地よい。
続けていけば、身体は絶対に応えてくれるはず!

私の身体は、本当は超ハイスペックで、太るも痩せるも自由自在なんだから(笑)
今日はこれから隣町のプールに行く。
前回のダイエットでは、痩せていく段階で二回水着を買い換えた。
もしや?と思って着てみたら、第一段階の水着がぴちぴちだけど着られた。
ヨシ!
また、頑張れる材料が手に入った。
これは過去の私からの贈り物なんだね、きっと。

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