続・隗より始めよ

利尻島より発信中

入院一ヶ月目の診察。
CTとレントゲンの結果を見ながら、矢野先生からの説明を受けた。
痛みは当初よりだいぶ軽減している体感があったが、レントゲンからもそれが僅かに見て取れた。
隙間がなくなっていた股関節に、ほんのちょっぴりの隙間ができていた。
かなり贔屓目に見ているかもしれないが。

それより何より驚いたのは、潰れていた腰椎が正しい位置に矯正されていたことだ。
これは素人目にも、レントゲンの画像からハッキリとわかる。
リハビリで腰を重点的にやっていたわけではない。
むしろ、股関節さえあまりいじらず、主に足首をやってくれていた。
それでこういうことが起きるなんて、本当に不思議だ。

希望の光が目の前に差してきた!
反面、注意すべき新たな問題点がCT結果から発覚。
なんと、右骨盤前方にかなり大きな穴があいていたのだ。
そんなことになっていたとは、今の今まで知らずにいたのだけど、今後の生活には注意が必要とのことだった。
大きな負担がかかれば、いとも簡単に骨折して歩けなくなる危険性を秘めている。

ではどうしたら良いのか?
治療法はないのか?
という話になると、軟骨と違って骨は再生する可能性が高いので、経過観察をしましょうと。
現段階では危険性を孕んでいることを理解して、負担のかからない生活の仕方を自分で手探りすることで良いとのこと。
特に転んだり事故にあったりしないよう気をつけること。
て、それ、よく考えればかなり普通の心がけだ(笑)

『骨盤は心配だけれども、例えば事故にあって頚椎が折れれば死んでしまうこともある。そう思えば、今この状態で持ちこたえていることの方が重要で、私から見れば今歩けることだって不思議だ。』

現在の温存療法に辿り着くまでに、矢野先生も以前は積極的に手術をしていたという。
若気の至りだと笑っていたけれど、今の矢野先生は、身体の不思議な力の存在を強く信じ、できる限り身体にメスを入れない方向性でいるように思う。

例えば、私の弱っている骨盤は、大腿四頭筋が根付いている場所になる。
まさに根付く、という言葉の通りに、木の根が張っているような状態で骨に筋肉がくっついている場所だ。
その土台が弱れば、筋肉は充分に働くことはできない。
けれど、それを察知した体は、代わりにきちんと動けるスポットを自動的に探し、歩けるように調整しているのだと。

なんというハイスペック!!
しかも、それは私が意識しないところで起きている出来事だ。
いかなるときも、体は常に、治ろうとしている。

以前からそれは理解していたつもりだったけれど、こうして体感して初めて腑に落ちた。
こうして細かい説明を受け、痛む方向や、痛む動作、それを理解できれば、温存は充分に可能だと確信した。
そして、さらなる体重減少が不可欠なのだということも。

私の身体は私のものではない。
神様からの借り物だ。
もっと大切に使えという知らせを今度ばかりは無視してはいけない。
骨盤の穴にしたって、いきなりあいたわけではないだろう。
長年にわたり、私が余計な体重で負荷をかけ続けた結果のことなのだ。

ある日突然のように思える症状だって、実際にはそこに至るまで身体は本当に頑張ってくれた上で限界を迎えた時に現れるのだろう。
身体に、ごめんなさいを伝えた。
そして、ありがとうって☆

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